「僕は嘘をつかない」 アクセントに猛毒を添えて きれいな人間になりたかった 僕を好きな君が好き あなたを すき に なりたい 喉に詰まるたったの四文字 SOS哲学 じわりとあまい 嘘に嘘を重ねる この想いはおいくらですか チープなチークの上塗り重ね ハローハロー、きこえますか 掻き消えていくあなたと ブラックアウト、ホワイトノイズ 寂しさを売って空しさを買った 心拍アジタート ハニー・ハニー・ビート ともだちやめます 風も通れない二人のあいだ 嘘をつくのがへたくそなひと すきだからあいしてない ハッピーエンド・ワンスモア あなたの「だいすき」で満たされます 嘘吐き達の凱旋 さよならを告げたのは僕でした ちいさなメルポメネ ひとおもいに殺しちゃってよ ペパーミントの残り香 メガヘルツ・ランペイジ バイバイワールド 殺したいくらい愛してる できそこないの神様 グッバイマイハニー 嘘と二酸化炭素の交換 !胸の奥がくるしい! 不自然な微熱 だけど好き 君の心はどこ きっと君はしらない 死んじゃえばいいさ もちろん暗黙の了解 脆弱ゆえ 初恋メロウ エンドレス・リフレイン きっとたぶんおそらく疑問符 格子越しの隣人 曖昧常套句 感情の三叉路 緋色の恋をしていた 名もなき星座 |
密葬 きみはずるい猫 そんな君なら要らない ねえ笑ってよ 深紅に追想 闇に気化 愛をつなぐフレーズ かの果実をもぐ 意識の階段 海抜2.5センチメートルの平行線上 いかに久しき ちなまぐさい声 それは非日常 しぬほどすきでした 痛覚融解 しらないふりをしてるだけ 痛みさえ熔かした 夢みたいな夢 けがれをしらぬ眼 サイケデリックラバー せまる何かに気付けない ひとはかれを神とよんだ くすむ牡丹雪 アンスリウムの花言葉 ぼくのなかのきみのせかい 少なくとも数千年前からきみをみてるよ 前人未踏のジ・エンド 死んだ言葉 規定の台詞を飲み込み 星食み少年 どうせなら溺れろ どうにでもすれば シェリーに浸す ようこそ未来 くらやみよりあいをこめて むせぶ 嘘と私 ひからびたアイロニー セトモノハート 神様も知らない秘め事 枯渇した喉 ぼくときみとそれいがいのくず ロマンチストの三拍子 嗚咽のワルツと踊りましょう 失恋症候群 それがわたしのすべて いつか過去になる今 溺れた僕を救うのは わるい夢まで飲み干して 空っぽの瓶底 |
だれ? アンリアル依存症 青いなみだ 一方通行片道切符 最下層より君を想う 撃墜二秒前 距離10センチ、道のり5キロ ばかって言った回数 にせもの笑顔 理想と我慢 悪いのはぼく 目が合った回数を数える 防音性喧噪 寡黙な幸福 永遠に似た一秒 サイダーで深呼吸を 少年少女よ、愚かであれ ボーイ・ミーツ・ガールの行方 きみの知らん顔はひきょうだ あやかしの穢れをしらない 脳みそを溶かす音 どうしてかこんなに響きの良い言葉 ならば白状しな そのチョコレートは渋い 心電図は正直者 冷たい夏の青い蝉 ここに居るだけで温いのだから 悪い子だね 寝台車は夜へ向かう 送信、中止、やっぱり送信 さよならもう愛していないひと 誰があなたなのやら 今日の雨は蒼い 群青色の虹 心臓をえぐる言葉 コメディアンも泣くのさ 本日は曇天なり ぼくの犯した罪であると 糖衣錠だった恋 悪魔に恋すると死ぬという その女、中毒につき きみのひとみは毒だ 神経のシロップ漬け あるのは感情だけ どうかわたしと地獄へ堕ちろ 確かだった虚像 指先から凍りつく ラブコメディ(笑) アフロディーテの理想論 それよりもっと低俗な××× |
惚れ薬をそうきみの手で 桜を恨む あふれた思いがドアを叩く 触れただけでショック死 沸点をこえた感情 いっそばかにしてくれ 脊髄まで君に浸かっている チープな家宝 死因は幸福感 かの目は虹色 夢見るシーラカンス わたしのちいさなお姫様 ガールズプラスアルファトーク 飴細工の心 紛れも無いヒトの笑顔 滲んだ導火線 君とシアワセを食べる おぼろげなノスタルジア この愛より甘いものを私はしらない あまい点滴 かわいい病名 ココアを丸呑み 加速しない坂道 狼紳士 一人の女も欺けない 桜色をした青春 もう二度と会わないよ 水浸しの肺胞 羽ばたく送電線 音譜だけが知っている 麻酔銃でころして 今だけ安い女になるわ 地軸はぼくの真下にある しあわせ自由落下 がんじがらめの鳥 底冷えした心臓 不感体温 まどろみに溶けゆく 死ぬまで甘やかして これっぽっちも知らないダーリン ノーリスクノーリターン 電撃言語 目に見えぬ痛み 脳みそはもう溶けたのかな わたしの頬にだけ到来する夏 解け残らなかった雪 だってまだこどもなんだもの ナイフになったことば 色づかなかった春 凍えない冬 |